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Believe your smile

笑顔になれる何かを探して。 フィギュアスケートとV6をこよなく愛しつつ、忙しい日常の中で見つけた様々な事を語ります。

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『ON THE TOWN』観てきました(後編)

後編ですが、途中まで書いていたのですが、長く長くなってしまって疲れてしまい、そのまま間があいてアップするのをやめてしまっていました。
でも記録として残しておこうかなと思いまして。
後半はあまり細かいところまで言及しないまま放置してたらさすがに忘れてしまったことも多く(悔やまれる…)少しだけ加筆して載せておきます。
レポや感想としては中途半端になってしまってすみません。(加筆公開:2016年6月)




以下追記よりどうぞ




<第2幕>
アントラクト(オーケストラ)
幕が開く前に流れてるアントラクト結構好き。劇中の曲がシンプルにメドレーになってる。

第1場A ダイヤモンド・エディーズ・ナイトクラブ
幕が開くとそこはダイヤモンド・エディーズ・クラブ。後ろに簾のような紐がたくさん下がっていて、歌が始まる直前に後ろから踊り子さん達(笑)が飛び出してくると動きをストップしていたウェイターさん達も動き出す。
♪さよならあなた(ダイヤモンド・エディーズ・ガール)
この踊りと歌がめちゃくちゃ可愛い!途中でソロになるアンサンブルの方(1幕でタイムズスクエアでゲイビーにこんちわ♪って言う人)の声がまた好きでした!「(ソロ)だってしょうがないでしょ~(全員)ほかをあたぁって!♪」ってとこ可愛いー!
テーブルが用意されて入ってくるゲイビー、チップ、オジー、クレアの4人。細かいけど、1幕の最後の♪タイムズスクエアで遊んでる途中にもらったレイを首にちゃんとかかってるところがいい。
そこに司会者の人が「この中にお誕生日の人がいます!」と叫んでハッピーバースディを皆で歌い、ケーキが運ばれてきてお祝いをする。このシーン、もしかして9日には…と少なからず多くの人が思ったかと思いますがwそれはありませんでした。その歌の途中でチップに目をつけた隣のテーブルの人が寄ってきて、歌の最後にしなだれかかり、チップの膝に倒れ込むという。「わざとじゃないのよう」って言われてる時のチップがまんざらでもないって言う顔しててお前ほんとNY楽しむ気満々なのね!って思ってた。そこにヒルディーがやってきてそれにいち早く気がついたオジーとかがわたわたする回とかもあって、あっという間に劇場内が楽しい仲間たちの空気感に戻る感じが好き。それでヒルディーが「さっさとどきな!」って凄み(かっこいいっす姉さん!)その時のチップの顔も超可愛いwささっと立ち上がってその椅子をヒルディーに勧めて、ヒルディーが座ったところで他の三人もふう~ってなるのも可愛い。
ルーシーと電話してきて「こっちに来るわよ」って話になったところでオジーが売り子に気が付く。
「おい姉ちゃん、それ何?」「人形よ!」「に~んぎょう!一つくれよ、おいゲイビー!人形だってよ!」「人形はいらないよ」「なぁ~にいってんだよ!お前欲しがってただろ!もってけよ!船の連中に見せようぜ!おれの彼女でぇす」
・・・といってロボットダンスのような動きを始めるオジーがもうもうもう!大爆笑ですよ。
ここのやりとり大好きですねー、オジーとゲイビーの会話のテンポがものすごくうまいなと思うのですよ。テンションのギャップとオジーが呼びかけた後のゲイビーが怪訝そうにいうセリフの間がすごく好き(マニアック)
ここのオジーの動きとか何となく昔の学校へ行こうの頃無理やりテンションあげて盛り上げようと頑張ってたいのはら氏の姿に少しばかり重なるなーと思ったりも・・・あーオジーはゲイビーをすっごく励ましたい気の遣い屋さんなんだなーと思いました。そのあとクレアに「飲みすぎよ!」って言われてたけど。
初日の頃は人形があまりよく見えてなくて、これが赤いドレスの人形で、これが後の地下鉄の夢に出てくるアイビーと重なるんだ!って事には後から気づきました。多分、初期はゲイビーが持ってるだけだったんだけど、段々と人形をオジーがゲイビーにつんつんしてたり、クレアとゲイビーが謎の踊りをさせたりと、お客さんに良く見える回数が増えるように工夫されていったのかなと思う。

♪死ねたらいいのに(ダイアナ・ドリーム)
きたー!伊東さんの当たり役!(違う)しかし高音の伸びのさすがなこと!!
かなしーーぃ(↗)ことばかり(↘)こんやあなたとデートのはずだったのにふられてぇ
しにてぇーーーーーーーーーーーーーーーー!(→)だれか(↗)ころしてぇーーー!
(後半歌詞忘れた・・・)
ふられてぇの辺りでゲイビーが向き変えて顎に手を当てて膝揃えてるところ可愛すぎか!
そして徐々にゆっくり振り返る他の4人wゲイビーが落ち込んじゃってるのに気付いて慌てはじめる、この時オジーが人形の手をわざわざ出して(動かして)その手でゲイビーの背中ちょんちょんしてるのがめちゃくちゃ可笑しかった!
ヒルディーが歌手の前に飛び出して歌うのやめさせて「その歌聴くと友達が死にそうになるの!」って叫ぶ。
そこにルーシーから電話がかかってきて、どうやら店を間違えたらしいということがわかる。そこでクレアがどうせならお店を変えましょ!って言い出し、5人はコンガカバーナに向かうことになる。それで会計しようとウェイターをさがし(ウェイターが気づかずに行っちゃって「このぼんくら!」ってクレアが吐き出すのも可笑しかった!)背中を叩いたらそれは婚約者のピットキンだった。
そこでまたオジーとクレア、ピットキンのやりとりがあって残りの3人をピットキンに紹介したところで、婚約者と聞いた3人が顔を見合わせたりしてからオジーをこっちこい!という感じで呼んでるゲイビーの手があのまーさん独特の手の角度で、毎回そこガン見しちゃってた。オジーができない!みたいにして断ってクレアの背後霊のように背中ぴったりにくっつくのがもう可笑しいwクレアが移動してもずっとくっついて背後霊してたw
これからコンガカバーナにいかなきゃならないの!わかってくれるわよね?とクレアが言ったところで

♪わかるよ(レチタティーヴォ)(ピットキン)
「わーかーるーよー♪」のワンフレーズをスポットが当たって歌うw
レスタティーヴォとはなんだと思ってぐぐってみたら、

「レチタティーヴォ【recitativo】叙唱
歌唱法のひとつで、歌うというより、ふつうの話しことばに抑揚をつけたような歌い方をします。オペラやカンタータ、オラトリオなどで、筋を進めたりするときに使われ、旋律の美しいアリアや重唱、合唱の間をつなぎます。簡単な通奏低音の伴奏によるレチタティーヴォ・セッコと、より念入りな伴奏をともなうレチタティーヴォ・アッコンパニャートがあります。

ということなのね。

第1場B コンガカバーナ
♪コンガカバーナ(オーケストラ)
陽気なリズムにのってサンバなステップをして出てくる間にあっという間に場面転換
席に5人がついたところで、またもやオジーが売り子がいることに気づく。
「おい、ねーちゃん!それなに?」「ショールよ!」「しょぉーーる!おいゲイビー!しょーるだぞ!」「ショールもいらないよ!」「ぬゎぁにいってんだよ!とっとけよ!」「ショールをなんにつかうんだよ」「なにいってんだよ、しょーるがあればハンモックにだってなるし(会場爆笑)ピアノの練習だって出来ちゃうんだぜ!」
どう考えてもショールはハンモックにもピアノにもならんですよね、これはあれですよね、G2さんの遊びってことですよね?そういうことでよろしいでしょうか?どう考えても末っ子ネタぶち込んだよね?違う?
そう思うと、誕生日お祝いの紳士が「家具やさん」ってとこもちょっとぶち込んだ?とか思っちゃうよね?
ちなみに人形はちゃんと支払ってたオジーだけど、ショールのお代はクレアが払ってた。

♪死ねたらいいのに(スパニッシュ・バージョン)(ドロレス・ドロレス)
そこにやってくるこのクラブの歌い手さんドロレス・ドロレス(顔は前のクラブの人と同じ)陽気な歌を歌い始めたかと思ったら、
かっなちぃーーーー(↗)ことばかり(↘)こんにゃあにゃあたとでーとのはずがふられてぇーーー!
ちにてぇえーーーー(→)
もう伊東さん最高すぎるwww
ゲイビーは肩にかけられたショールを頭からかけて落ち込む始末・・・慌ててヒルディーがまた歌を止めに行く。
そこでお店の人に「ショーの邪魔をしないでください!」って言われて苦し紛れに「歌うようリクエストされたのよ!」と返す。
「一体だれに(苦笑)」とお店の人が返すと「あそこの制服の彼よ!」「はぁ・・い・・・」と右手だけだしてあげるゲイビーw「そんなばかな」と言った瞬間に立ち上がる水兵さん達。ここでオジーとチップだけじゃなくて他のテーブルの水兵さんも立ち上がって威嚇してるw本場だったら屈強な海の男たちがにらんで威圧してるって感じなのかと思うけど、オジーとチップとニューセーラー組(大音くん含む)では線が細くてw可愛いw
まあでも歌手の人はひっこめさせられて(伊東さんがあぁれぇええって声だしてはけていくのもかわいい)ヒルディーが歌い始める。

♪やってくれるね(ヒルディー、クレア、オジー、チップ)
この歌は!!!見どころ!!満載!でしたよ!!!
ヒルディーから歌い始めて、オジー、クレア、チップの順に歌う。合いの手を他の三人がマラカスとかでしたりするの可愛いよう。しゃんしゃんしゃんとか振ったり、全然違う顔してしゃべってたのに急にマラカス持って真顔で振り始めたり。各パートの最後はフレーズ繰り返しで他の3人も歌う。その時の振り可愛いんだよなー。
ヒルディーは「どうぞ」オジーは「やれよ」
ここの間奏でゲイビーの頭にかぶってたショールを闘牛の布に見立てて闘牛ごっこしてるチップとヒルディーが可笑しくて毎回見ちゃってた。頭に指で角作って片足で床蹴ってるwオジーがゲイビーとくるくる回ってたのはここだっけ?
クレア―「どうぞ」(だっけ?)ゲイビーの後ろに回ってほもさーぴえんすな頭をみせてー!のところの高温がびりびり響いてた!すごい!
チップ「こいよ」
チップの歌の歌詞はお前には俺たちがいるよ、いつでもこい!って感じのものだったんだけど、これをチップこと博が歌うことにツートップ大好きな私としてはなんかぐっときました・・・。しかしこのチップの歌の時の動き、地味にすごいんだけど、二番で開いて腿をぱぱん!ってうつところの安定感半端ない・・さすがの土台職人の腰だわww
それでですね!!!この「こいよ」の後に間奏に入るんだけど、そこでチップがゲイビーの手を取って立たせてぐるぐる回ってセンターに連れて行くんだけど!!!!
このチップの動きが!めちゃくちゃ可愛い!めちゃくちゃ可愛い!めちゃくちゃ可愛いんですよ!!
てか博がかうぃあいんです!背中ちょこんと丸くしてちゃちゃちゃーて回るの!あああああ!文字にしてもぜんぜん伝わんない!!!!なんなの!あのライン!!!
でもその後ゲイビーはヒルディーに渡して腰のくねくねしてステップ踏んでるのにまた目が釘付けでしたよ。なんていうか・・・重心低いwwうまいwww
オジーとクレアはここで途中から人形の腕と腕をお互いが持って踊らせたりぐるぐるぶん回したりという新しい技を取り入れてましたwおかげで人形がよく目に入るようになった。
そこから真ん中でオジーが「よ!ほ!は!ほ!」と4回ジャンプし始めて、段々周りも一緒にジャンプし始める。
これずっと飛んでるオジーは12回ジャンプ(他の人は8回)してるんで毎回いのっちお疲れ!って心の中で思ってました。しかし、いのっちのジャンプも他の場面での諸々もとにかく動きが軽い!ほんと軽々ジャンプしてる。割とタイミングでうまく飛ぶみたいな体重消したジャンプなんだけど、公演期間中どんどん痩せてるから大丈夫なの?って思いながら観てました。なのにこの人楽日は開脚ジャンプ入れてきたよ。長野くんはわりとオーソドックスに筋力で飛んでる。
二人は途中他の曲で水兵さんたちの踊りで円になって足曲げながらの連続ジャンプとかも入ってるから相当な運動量の舞台だったと思います。
もう一度テーブルのところに戻って女性と男性に分かれてのコーラスに入るんだけど、そこに移動するときに帽子をヒルディーに一回取られてのっけられたのをかぶり直すゲイビーが可愛いー!そしてその横に座ったオジーとチップの二人が「ルーシー・シュミーラーと楽しめよ♪」と歌うんだけど、そこで毎回チップが大股開き開脚してて全力博がここでも発揮されてました。
歌の間に落ち込んだゲイビーもだんだんと元気が出てきて、ここでマラカス振ったりして可愛さ120パーセント。

♪わかるよ(リラクティブ)(ピットキン)
♪やってくれるね・アンコール(オーケストラ)


第1場C スラム・バン・クラブ
♪スラム・バン・ブルース(ディキシーランド)(オーケストラ)
♪わかるよ(ピットキンの歌)(ピットキン)
♪チェイス・ミュージック(オーケストラ)


第2場 コニーアイランドへと向かう電車の中
♪地下鉄車内と夢の中のコニーアイランド(オーケストラ)
ここの辺りからの展開は映画を見てもわかるけど、ミュージカルという形式が構築されつつあった時代の作品には割とみられる「夢」パターン…主人公の心の動きなどが表されたりして、中盤から終盤へとつなぐ大事なシーンというものが多いように感じます。
初演版はどんな形だったのかなーと思いますが、この舞台でもこのシーンは割と急に内面に入り込む感じのシーンで、他のシーンとはかなり一線を画す感じです。群舞の動きなどもそれまでとはまた少し違うクラシカルな要素を含みつつ、展開していきます。

でも正直、様々なものを見慣れていると思っていた私も、ゲイビーとアイビィのシーンはこの作品の中では違和感が強すぎるような気がしないでもなかった。でも印象が強いという点では終盤のどたばた前の一山としては成功してると思います。

第3場 夢のコニーアイランド
♪グレート・ラヴァーが自己アピール
♪パ・ドゥ・デュ(オーケストラ)


第4場 コニーアイランド行き地下鉄の急行
♪またいつか(クレア、ヒルディー、オジー、チップ)
このシーンはこのミュージカルの中でも印象に残るシーンの一つですね。4人で歌う「またいつか」のリフレインが耳にとても残る。
ゲイビーのソロの歌「ロンリータウン」の聞かせるメロディーラインに通じるものがあって、親しく息のあってきたメンバーたちの関係はたった一日しかないことがわかり、聞き入る曲です。

第5場 現実のコニーアイランド
♪現実のコニーアイランド(ラージャ・ビミー)

第6場 ブルックリンの海軍造船所
♪アクト2・ファイナル
最初に戻るところが、舞台の作り方としてはセオリーなんだけど、それがまたすっきりして楽しかった。
しかし、水兵さんたちの動きはどの場面もダイナミックかつ繊細な動きで、舞台上を所せましと駆け回り、みていることらもとても気持ち良かった。この最後の場面はその要素が幕の下りる瞬間まで途切れることなく続き、余韻につながっていて見事でした。

最後に、少し思い出した私の当時の何回も思ってた感想。
長野くんは真面目とシルビアさんに思われてたようで、最初はお互い探り探りだったとか。
でも昔のガコイコのコーナー前振りやV6病棟でも見られたみたいに、あなたこれに命かけてんですかってくらいやりきってる(6人ともすごかったけど、長野くんの入り込みぶりはかなりすごい)やるときはやるしクオリティ高いから、かなり作りこむので基本の動きはほぼ毎回変わらないので、安定感バツグン。んだけど、トニセンと一緒の場面だと遊びが出始めて、楽しそうに細かいことやっているのがとにかく可愛かった。いやー見るのが忙しくて、こんなに目が忙しかった舞台もなかなか無かったです。

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